保険代理店で稼ぐための『コスパの良い開業資金』

保険代理店で稼ぎたい『普通の開業資金』と『コスパの良い開業資金』

皆さん、いつも一流養成学校の記事をお読みいただきありがとうございます。

今回は『保険代理店業が儲かる!』という前回の記事に続き、それならば開業したい!と思った方へ普通に開業すればどれくらいの資金がいるのか?

保険代理店がなくなる?ドル箱儲かる 保険代理店業

コスパの良い開業の仕方や安上がりな開業の方法をお話していきます。

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保険代理店を開業するのはほぼお金がかからない

保険代理店は金融庁管轄の非常に敷居の高い事業だと思う方も多いでしょう。

法律に絡む仕事はお金もかかるという意識があります。

しかし、保険代理店業というのは実際は財務局へ提出する印紙代くらいしかお金はかかりません。



なぜ、保険代理店はお金がかかると言われるのか

それは保険代理店業を新規で開業する際、『法人』で開業するということに目を向けているからです。

この法人設立によって開業のコストはグッとあがります。

具体的に自分で会社設立をすれば15〜18万円ほどで会社は作れますが、複雑で多くの書類を作成しなけれなならないため司法書士や行政書士の先生にアウトソーシングして会社を作ります。

アウトソーシングする=中間マージンがかかる=設立費用が上がる

このサイクルに陥ります。

司法書士や行政書士の先生にアウトソーシングして会社を作ると20万円から30万円の費用がかかります。

1.5倍以上にコストをかけてしまうの好ましいこととは言えません。

法人でなくとも保険代理店は開業できる『個人代理店への道』

そこで登場するのが『個人代理店』という開業方法です。

実は個人代理店という形態を持つ保険代理店は意外にも多く、開業の方法の手続きも簡素化されます。

個人事業主になる方法

開業届けを税務署に提出するだけで開業できます。

屋号(〇〇保険サービスなど)もこの開業届けに記載したものが屋号となります

基本的に個人事業主は事業用口座を個人名で管理することが認められていますが、保険会社などとの入出金などで何かと口座を使うため屋号付きの口座を作ることをオススメします。

メガバンクほど個人事業主の屋号付き口座を作る際の条件が厳しいのでインターネットバンキングがオススメです。

私の代理店から独立した人間は、みずほ銀行で作っていました(依頼書を店頭で出して1週間以内で開設できたそうです)

通常は小さくとも保険代理店のオフィスや事務所を構える

通常、多くの経営者になりたいという人材は『格好』から入る傾向にあります。

高級感のあるオフィスや事務所・店舗を構え、パソコンや家具などインテリアにもお金をかけます。

しかし実際、保険代理店を経営していると事務所に招き入れるという機会はそう多くはありません。

むしろ、9割は喫茶店やカフェなどを利用するか、お客様の指定するご自宅や仕事先などへ訪問し保険の提案や契約などを行います。

そのため、コスパを最大限に高めて保険代理店業を使用と思えば自宅の一室を事務所としてしようすることをオススメします。



自宅兼事務所・オフォスのメリット

経営者になり、保険代理店業で手数料が入るということは収入が生まれるということです。

その際に必ず納税の義務が生まれてきます。

そこで自宅兼事務所にしていれば、自宅の家賃の一部(事業に使っている部分)を経費にすることができます。

持ち家の場合も同様で家賃相当分を経費として参入させることができます。

詳しくは、税理士に相談してみると良いでしょう。

保険代理店を開業するのに必要なモノとは

鍵付きのキャビネット

インターネット環境

パソコン

プリンター

あれば便利なもの

iPad

ポケットwi-fi

保険代理店を経営するにあたり一番重要なのは、個人情報を守ることです。

最近ではペーパーレスかが進んでいますが、それでも紙媒体が出てきます。

契約までにメモしたものにも多くの個人情報が含まれているため保管は鍵付きのキャビネットである必要があります。

保険会社からも指示されるので早めに準備しておくことをお勧めします。



資本金として生活費も忘れない

これは保険代理店をするからというわけではありませんが、保険代理店を開業してもすぐに保険手数料(売上金)が入金されるわけではありません。

特に損害保険に関しては1件あたりの手数料は比較的少なく、すぐに生活をしていくほどの収入を得ることはできません。

早くとも半年〜1年ほどは耐える時期が必要になってきます。

生命保険の代理店も開業している場合は、比較的早く手数料は入ってきます。

それでも100万円単位での手数料を受け取るにはどれだけ早くとも半年は必要となってきます。

そのため、ランニングコスト(保険代理店を維持するお金)を極限まで落とし、自分の求める最低限の生活ができる資金を3ヶ月ほどは準備しておく必要があります。

新規事業で保険代理店で本気で稼ぐ準備は簡単

法人として会社を設立して開業するよりも個人事業主として開業するほうが圧倒的に、コスパが良く開業資金を抑えることができることがお分かりいただけたかと思います。

もちろん、個人事業主から法人代理店への移行はできるので、『本気で稼ぎたい』と思ったら是非、今がチャンスの保険代理店業に参入してみてはいかかがでしょうか。