元タリーズ店員が語る、 スタバに負けない『本気の日常』(客層編)

元タリーズ店員が語る、  スタバに負けない『本気の日常』(客層編)

今回は新たに元タリーズコーヒーで勤務で働いていたライターが、一流養成学校の運営チームに加入しました。

今回は早速『こっそり』タリーズコーヒーの日常や裏事情を教えてもらおうと思います。

元タリーズ店員が語る『本気の日常』(客層編)

関西のどちらかと言うと地域密着型店舗のタリーズコーヒー働いていた時に、

人間観察が趣味な私が『学んだこと』『感じたこと』『納得したこと』などをお話します。

『タリーズコーヒー』は店舗にもよりますが、比較的常連のお客様が全体のお客様と比べ70%を占めています。

住宅街にほど近い店舗では常連のお客様が80%以上にもなる店舗もあります。

今回は元タリーズ店員が語る『本気の日常』(客層編)をお話したいと思います。

タリーズの常連(顧客)のお客様ってどんな人?

まずお金を支払う場で常連になるには経済力が豊かでないと出来ません。

そのため、常連のお客様は、≒ 富裕層の方 です。

タリーズコーヒーに来られる常連の方々も

『毎日コーヒー』330円~約500円/人ほど、

『毎朝朝食』や『毎日昼食』を食べに来られる方はで約580円~1110円/人が毎日かかります。

月々の利用額、年間の利用総額を計算するとかなりの値段になります。

常連のお客さんが多くおられるからか、店内での他のお客さんも同じようにゆっくりした時間を過ごしているように感じます。

毎日同じ空間で日々同じことをする、習慣の一つがタリーズに行くこと

『同じコーヒーを飲みながらPCで仕事をする』

 

『喫煙席のある店舗では同じ時間に同じタバコを吸う』

 

『タリーズの常連さん仲間で同じ時間におしゃべりする」

このように、自由に時間を使うことのできる方々たちの憩いの空間となっています。

*タリーズコーヒーの店内はほとんどの店舗に無料で使える『TULLY’s Wi-fi』があります。

タリーズコーヒーの『常連さん』として対応が良くなる秘訣とは?

『店内の雰囲気を察知してくれる常連さん』にはやはりフェローも感謝の気持ちも込め多少贔屓にしてしまいます。

これは人間だから仕方のないことでしょう。

贔屓といっても、値段を安くするわけではなく、『一言を添えるか、添えないか』というような小さなものです。

試飲なども常連の方ほど同じメニューを好むため、他の方へ譲ってしまうためです。

毎日来られる常連さんのほとんどに当てはまるのですが、「レジ前に長蛇の列!」「フェローもバタバタな状況」の時、サッと席で読書をして待っていてくれています。

レジが空いてホッとひといきの時に今来たかのように現れてくれます。

ですがわざわざレジへ席を離れてきてもらう前に「いつものカップにいつもの飲み物を注いで常連さんの席にお持ちする」

この流れが常連さんとフェローとのかなり濃いめのコミュニケーションの一つです。

ただしタリーズコーヒー自体のマニュアルに常連さんとの接し方などはありません。

その店舗やフェローの経験やスキルで対応は違います。

勘違いの常連さんには最低限の対応で臨む日々

ちなみにここで割り込んでレジとは逆側から入ってこられる常連気取り方には、「お並び頂きますようお願いします」とフェローも声高らかにご説明いたします。

*フェローとは、スターバックスコーヒーでいうクルーという意味で、店頭に立っているスタッフを意味します。

タリーズコーヒーで常連になるには?

タリーズコーヒーの常連さんは1日1回以上ほぼ毎日同じくらいの時間帯に来られます。

常連さんの注文は一人につき1.7杯/1日!

半数以上の常連さんが2杯以上飲まれます。

なぜ常連さんの半数が2杯以上の飲み物を飲むのでしょうか。

朝一番の散歩終わりやお仕事前に立ち寄りコーヒーとタバコで朝を迎えます。(喫煙ルームがある場合)

そのあと一旦出掛けられてから昼過ぎから夕方にかけてもう一度戻ってこられます。

それを毎日、同じ時間に同じものを頼み、いつもと同じ店内で過ごします。

店舗によっては常連のお客様のマイマグカップを置いてくれるところもあります。

ワンモアコーヒーのサービスとは?

ワンモアコーヒーのサービスで2杯目は150円で飲むことが出来ます。

常連さんがタリーズコーヒーで頼む人気メニューベスト3

1位 ドリップコーヒー(HOT)

年齢問わず断トツで一位です。

冬場はもちろんのこと、暑い夏場でもHOTのドリップコーヒーを飲みます。

 

2位 カフェラテ(HOT)

30代から50代前半の方がよくご注文されます。

ドリップコーヒー同様、夏場でもHOTでご注文される方が多くいらっしゃいます。

 

3位 アイスコーヒー

(夏季限定で出す水出しアイスコーヒーは常連の方々はあまり頼まれません)

 

4位 アイスカフェラテ

この2つは湿度の高い日に注文される傾向があります。



常連さんがタリーズコーヒーで不人気ベスト

1位 期間限定ドリンク

よっぽど好きな味以外は98%注文しません。

 

2位 スワークル(フローズン)ドリンク

『身体が冷える』『甘すぎるもの』は飲まれません。

 

3位 ホイップクリームがのっているドリンク

『ホイップなし』と言われる常連さんが多いです

常連さん(富裕層の方)は身体を冷やす飲食物はほぼ注文されることはありません。

店舗によって常連さんのマイマグカップを預かってくれるお店もあります。

タリーズコーヒーの割引制度

マイカップ(タンブラー割引)で30円引き

タリーズカード(プリペードカード)で10円引き

皆様はこのサービスを確実に使われます。忘れた時には非常に残念そうなお顔になります。

派手な方は気にしないですが、本当に上品な容姿の方は無駄な出費を嫌うようで、見栄を感じさせません。

元タリーズ店員が語る、 スタバに負けない『本気の日常』番外編

毎朝来店される仲の良い非常に品のある老夫婦 ご主人が奥様の乗る車椅子を押しながら来店されます。

注文するのは決まって、

HOTコーヒー と HOTティー+スチームミルク

フレンチトースト と ツナチェダーメルト を半分カット

毎日同じ注文と奥様に目配せするご主人は毎朝の私自身の癒しでした。

この毎日同じルーティーンで過ごすことが健康なお金持ちの秘訣なのでしょう。

元タリーズ店員が語る、 スタバに負けない『本気の日常』(客層編)まとめ

今回の記事ではタリーズのリアルに迫りお話してきました。

次回からは、より濃い店員だけが感じる『お金持ち』のタリーズライフについてお話していこうと思います!

ご期待ください。