どれだけ優秀な人材でも新入社員のときにヘマをすることは必ずあります。
しかし、ヘマしていい部分・失敗してもいい部分といけない部分というのが新入社員の間にはあります。
今回はその中で「まだダメだな」と思わせてしまう一言を紹介しましょう。
「了解です」は「しました!」でも「です!」でもNG
了解という言葉は幼いころ、ヒーローモノで「了解」とかっこよく言っているシーンを思い出すのが私滝枝芳郎なのですが・・・。
実際、社会に出て「了解」は上から下への返信で、少なくとも同僚との会話ならば問題なく使うことができます。
しかし、「これ終わったら、粗品の準備して」と言われ「了解です!」と言うのはアウトです。
メールで「了解です」は直接注意できない タチの悪い返事
直接「了解」と言っている新入社員を見ると、誰かしらが注意するのが良い会社です。
教育ができていない会社は、煙たがられるのが嫌で誰も言おうとしません。
「お前のためを思って言っているんだ」と私も新人時代にネチネチ言われた経験はありますが、言われなければ今の私がいないのも確かです。
了解は論外、一匹狼の変わり者、だけど結果を残す自信があれば「拝受」
メールなどは、読んだか、確認したのか、送った上司や先輩はわかりません。
朝礼などで、「お前メール開けてる?」「読んでる?」と聞かれる人は部署に1人2人いるものです。
どれだけ忙しくても、手が離せなくても、トイレにいても「拝読しました」「拝受いたしました」と一言送れば、当たり前ですが信用は重なっていくものです。
このスピーディなレスポンスは将来的には取引先や顧客の信用に直結します。
「彼はすぐ返事が来る。」
それだけで安心感や信用を得られるならば、習慣付けたいクセだと言えます。
良いヘマ・悪いヘマ【付録 滝枝芳郎ISM】
新入社員がしても良いヘマなんてあるのか?と言われると9割はしていいヘマだと言えます。
では逆にしてはいけないヘマとは何か。
「わからないことをわかる」ということや「知らないことを知っている」ということです。
これはヘマというよりも人間としての信用に関わります。
私自身多くの新入社員の教育・トレーニングに携わってきて、寝坊する・道を間違え上司を待たせる・聞き間違え・伝え忘れ、体調不良や泥酔・二日酔いなど様々なエラーがあります。
しかし、どのエラーも反省で止めることができるものです。
むしろ、緊張して眠れませんでした。と潔く謝る姿勢で許される新入社員は怖いもの知らずだと言えるでしょう。