部下の営業成績を上げるにはピグマリオン効果 

管理職になったときに悩むことと言えば、部下の営業成績や成長です。管理職になると自分が努力してプレーヤーとして成果を出すこととは違う期待値を持たれます。

管理職になったビジネスマンはよく、こんな言い訳をします。

「部下に売ることを教えるのは営業マンではなく講師の仕事だ。」

そして部下に言うのです「なんでお前はできないんだ」と。

今日はそんな巷の管理職の苛立ちを解決する心理学と心理効果をお教えしようと思います。

部下の営業成績を上げるにはピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは

簡単に言えば、『期待される』とやる気が出て、期待通りの結果になりやすいという心理的効果です。

逆に『お前はできない』『ダメ営業マン』と言われた営業マンの営業成績は伸びにくい傾向にあるというのがピグマリオン効果です。



部下の営業成績とピグマリオン効果

ピグマリオン効果を信じて、営業マンに「最近〇〇なところがいいね。君の〇〇を活かせれば営業の成績は必ず伸びるよ」

というような上司からのアドバイスはピグマリオン効果を発揮するきっかけになります。

ピグマリオン効果は部下へのマネジメントに役立つ

部下へ営業成績を期待していると伝える際に、上のポシジョンになればなるだけピグマリオン効果上達していきます。

逆にピグマリオン効果を上手に使いこなせば、管理職としての期待も成果も出すことができるということです。



管理職の部下を操るピグマリオン効果増強法

管理職になったときに、ピグマリオン効果をもっと上げたいと思う方もいると思います。

実際、私もそうでした。

ベクトルが上手に合わないチームを任されたときなどは個々にピグマリオン効果を期待するタネ蒔きをしていきました。

滝枝芳郎流 ピグマリオン効果効果増強方法

背中に手を置きながら話をする。

タッチング効果といい、異性にはセクハラ問題があるので注意が必要ですが、タッチングは握手やハグと同様に触れられ褒められると、『自分は見てくれている』『自分のことを評価してくれている』という気持ちになります。

これで実際やる気が出て、営業成績が伸びることは多いですし、上がらなくとも、悩みやスランプを把握することができるので、予算に対してのパワーバランスを調整することができます。



パワーバランス調整

スランプや悩みで、営業成績が伸びなさそうな部下を見つけたら、すかさず、パワーバランス調整を行います。

二番手三番手の営業マンなどに、「実は今〇〇君、営業成績伸びていないんだ」

「君たちがいないと、今月は完全に営業成績はマイナスだ。どうにか頼むよ」

と言って、リスクマネジメントをすることができます。

もちろん、スランプな営業マンが1位の職場であれば、下克上を狙うチャンスだとも言えます。

そして、可愛がられている部下が、スランプの時は良い意味の先輩風がフォローをしてくれるのです。

ピグマリオン効果によって、チームの団結心や勝負心など様々な気持ちをコントロールして、営業成績や社内環境、取り組みに注力できる環境を作るのは非常に管理職にとって重要です。



ピグマリオン効果を知らない管理職

部下の営業成績を間接的に伸ばすことができる『ピグマリオン効果』ですが、管理職になり、グマリオン効果を知らないと、部下へは『注意と怒り』の言葉しか言わないでしょう。

体育会系のスポーツ選手も、トレーナーやコーチが良いところを見てくれているから、厳しい注意にも真剣に取り組むのです。

少なくとも不貞腐れた営業マンを一人でも部下に抱えている時点で、自分の力不足を反省しなければなりません。

今日からぜひ部下への期待や営業成績向上まで視野にいれたピグマリオン効果を使ってみてはいかがでしょうか