営業マンは『おしゃべり』な人が多いのは想像がつきます。
しかし、心理学では口数の多い人ほど何かを隠したいという気持ちから口数が多くなる傾向があると言われています。
その『何か』が実は『口下手』だったり対人恐怖症を抱えている人だったりするのです。
今回はそんな『営業マンの対人恐怖症』についてお話ししていきます。
営業マンの対人恐怖症には2種類ある
営業マンになってから対人恐怖症を発症したケース
元々営業向きだと言われていた営業マンが、テレアポや商談などでひどい言われ方をしたり、精神的に傷ついてしまった場合に起こることもあります。
これはひどい場合、精神疾患として対人恐怖症が認められると傷病休職を取らなければならなくなったり、鬱状態と診断されてしまうと労災認定される可能性が出てくるものです。
元々対人恐怖症の営業マン
元々は対人恐怖症気味で、営業をする予定ではなかった人が人事異動などで営業になった場合に感じる営業マンの対人恐怖症です。
この場合は、緊張しやすいタイプと同じで人と話するのが苦手という人です。
元々営業マンの対人恐怖症は年収が高い
元々営業マンで対人恐怖症を感じて営業活動をしている人は、年収が高い傾向にあります。
簡単にいえば、売れる営業マンになるやすいタイプだと言えます。
理由としては、『あるタイミング』から営業マンの対人恐怖症は武器であると確信するタイミングがあるからです。
営業マンの対人恐怖症が感じる『あるタイミング』とは
営業マンの対人恐怖症が感じる『あるタイミング』とは、ずばり相手に丸投げしてしまうほうが、効率がいいと感じるタイミングがあるのです。
つまり、無理に言葉数を多くすると話し相手が何か質問しようと思っているチャンスを自分が奪っていると感じるタイミングがあるのです。
そして、実は営業マンが思うより先に『これで決めます』と言おうとしているケースが思いの外多いということです。
言葉数と年収は反比例
営業マンの対人恐怖症を感じる営業マンは最初、無理をしてたくさん場を壊さないように言葉を発します。
しかし『あるタイミング』を感じて、確証にまで繋がった対人恐怖症の営業マンは確実に成約率を上げていきます。
もちろん、無駄なことを言わない分、値引きエントリー(値引きを切り出すタイミング)も少ないので粗利益も増えていきます。
重要なのは言葉が多いと年収が減り、言葉が少ないと年収が上がるということです。
対人恐怖症の営業マンが爆破的に売上を伸ばす秘訣
対人恐怖症の営業マンが爆破的に売上を伸ばす秘訣も『言葉数と年収は反比例』にあります。
『あるタイミング』に早く気付けば、その分少ない言葉で突き刺さる言葉を選ぶことに集中できるため、『聞き役』を9割にして1割で心を奪うというのが、対人恐怖症の営業マンが爆破的に売上を伸ばす秘訣です。
どんな営業マンにも言える言葉数
どんな営業マンにも言えることは、話をしすぎる事。
それはお客さんが求めている情報であるかを真剣に考えなければ、ただの『耳障り』です。
商談をする時間を作るお客さんには、必ず悩みや解決方法を模索している、或いは決めたい何かがあるということです。
それを知らずにベラベラ話するのは、営業マンの自己満足です。
なので、対人恐怖症だと思った瞬間に、年収が伸びるチャンスだと思うべきです。
ちなみに、『おしゃべり』ほど営業マンは煙たがられます。
対人恐怖症の営業マンは好天機
おしゃべるな営業マンは危機感
そのことを知っておかなければ、一流にも敏腕にもなれませんし、売りたいものを売れる営業マンにはなれません。