経済やお金は思い通りにいかないようになっている理由
この世の中で、「お金持ちになりたくない!」そんな人はまずいないでしょう。
少なくとも居れば、居たでこの記事とは出会っていないはずなのでいないとしておきましょう。
この記事はお金持ちになりたい人が出会うようになっています。
だからこそ、投資や資産運用のお話をしてきたのですが、投資や資産運用で「思い通りにいかない」と諦めた経験がある方も多いと思います。
ですが、そもそも『経済やお金は全て思い通りにいかないようになっている』ことを知れば少しこの世間は違って見えてくるはずです。
その思い通りにいかない理由が以外なことで解決できるため共有する記事を書いてみます。
なぜ思い通りに人生はいかないのか
見本や見習う人を選ぶことが重要
この世の中、全て思い通りにいく人というのは存在しません。
そして基本的に多くに人は間違いを気づかずに歳を重ねていきます。
これは、ある種の洗脳をされ続けた結果です。
高い学校・大学を卒業すれば、一生安泰だと思っている方のほとんどは、親や先生という教育者によって間違った情報を刷り込まれてきた結果です。
親や先生が仮に、良い大学を卒業していたとして、同じ時代に同じように生きて成功するのか、話を聞く側は考えていないはずです。
ただただ、「言われた通りにする方が楽だから」という
言われた通りにすること=良い子でいることが一番危険な習慣なのです。
それを証拠に一流の大学を卒業して、お金を満足に稼ぎ、どれだけ満足した生活をしているでしょうか?
頭を鍛える以上に、自分の身の置き方や人付き合いに知識や経験を学ぶ機会がなかった方が大勢いるのです。
創業3代目の企業が倒産しやすい理由
代々お金持ちの家は3代目から急激に資産を減らし、崩壊していきます。
これも上手くいかない・創業者が予想を誤ったという一つの失敗例です。
お金持ちの家が失墜していくのは、教育のレベルが下がっていったことが原因だと考えられます。
甘やかし、許し、見逃し、与え、守る環境が成人するまで与えられた子供が、経済的な自立や経済の本質を見抜くだけのスキルを身につけられるかどうかということです。
それでも代々の大金持ちの資産家がいる理由は、圧倒的な教育の質の差に理由があります。
幼少期は家庭教師やピアノ、絵、スポーツなどをさせながら、大人のいる場所でマナーや振る舞いを学び、学生になれば親は可愛がりすぎず旅に出させるように、家から早く出ていかされ一般の人々と同じ生活をさせる資産家の家庭が多くありました。
どんな組織や集団・学校・企業でも必ず起こる『人間関係』でイジメを含めて上下関係・リーダーシップ、さらには対立・喧嘩という人との付き合い方を学ぶことが重要だと気づいた親は家柄を守ることができ、資産を継承する子を育てることができます。
経済やお金は全て思い通りにいかないようになっている理由
投資や資産運用は『勘』で勝てる人も大勢いる
投資や資産運用に失敗するのは、なぜか。
そもそもが、
投資や資産運用に失敗する間違った情報や知識をインプットしてしまったからです。
投資や資産運用というのは、ギャンブルではありません。
しかし、
『勘』『直感』というのも実は非常に重要です。
代表的な例で言えば、株式投資で毎日飲みたいからとコカ・コーラの株を買ったウォーレン・バフェットは投資に成功しています。
もちろん、背景には多くの知識や情報の裏付けがあったはずですが、自分が美味しいと思ったから皆を美味しいと感じ、長く飲み続けられるかまでを予想するのは自分の美味しいと思った感情・『勘』が大きいと言えます。
マイクロソフトがWindowsのソフト販売で一世風靡している時に、Apple社が大きくシェアを伸ばしてくるかどうかというのは決算表以上に、MacやiPhoneなどの性能や使い勝手の良さという自分の『勘』を頼りに株を購入した人々にが富を得ています。
実は、
経済やお金というのは『勘』ほど頼りになるものはないのです。
ここで、ロジック的なテクニカル分析やファンダメンタルズを邪険にしているのではなく、テクニカル分析やファンダメンタルズ・国内外の経済指数が投資の全てだというメンタルブロックを解かなければならないのです。
今の私たちが多くのお金を持つには全てを『疑う』必要がある
私たちはなぜ、そもそもお金が必要なのか。
自分たちの老後はなぜ2000万円足らないとわかったのか、実際自分はどれだけ必要なのか。
平均年収・中央値の給料・福利厚生、着る洋服・住むところ。
本当に正しいのでしょうか?
思い返してみると、週刊誌やテレビ番組からの情報・友人などの自慢話から影響されたことばかりではないでしょうか。
では、実際みなさんの会社の平均年収や給料・待遇・退職金はいくらでしょうか?
わからないはずです。
なぜなら、正しい情報というのは基本的に得ることが難しく裏側にあり、表にあるのは加色された情報なのです。
面白いのはネットを検索すると、自分の勤めている会社の年収や待遇が出てくることです。
しかし、その情報をなぜ正しいと言えるのか。
その疑いを持つことが大切なのです。
本当に得るべき情報は、実働し苦労して得ることが重要です。
本当に正しい情報を得る習慣を得ない限り、
私たちはお金や経済の動きを予想することも増やすこともできません。
【重要】経済やお金は全て思い通りに動かす秘訣
経済の予想や景気、株価の動きを予想するスキル
前述通り、テクニカル分析・ファンダメンタルズ、経済指数というのは重要です。
しかし、それ以上に経済で重要なのは、「お金持ちがどう考えるか」です。
世界の指折りの資産家・投資家・政界の重鎮などが絶対に損しないように世界や経済は動いているということを認識しなければなりません。
つまり、世界的な資産家や投資家・政界の重鎮などがどう考えるかを予想し、投資することが一番重要です。
お金持ちや資産家・国にとって一番稼げること
私たちが使えるお金を生むものは先読みする『先見性』
お金持ちや資産家にとって、一番稼ぎやすいとされているのは『恐慌』です。
完全に常軌から逸れてしまった経済というのは、一時的に特大のバーゲンセールになります。
皆は含み損に苦しみ、ポジションを手放し、安値で不動産や貴金属を売り、お金持ちからすればありがたいかぎりなのです。
実際、リーマンショック時にも資産を爆発的に伸ばした投資家は多く存在します。
国や政府も実は『恐慌』のように争いというのが儲けに繋がります。
軍需・国債の発行・輸出入の平均価格が壊れるタイミングというはやはり、稼ぎ時なのです。
このことに気づけば、必然と昨今の原油価格の高騰や輸出入による経済的ダメージというのも納得できるはずです。
先見性を養う=お金は稼げる
投資や資産運用で大切な『先見性』を養えば、お金は簡単に稼ぐことができるようになります。
もちろん、市場の動きも予想が外れにくくなりますし、自分たちや他の人々が欲しいモノ・情報がわかるためです。
逆張りの考えで一発当てるというのはギャンブルであり、
逆張りして対抗できる資本がないなら、逆張りよりもお金持ちや資本・権力を強く持つ側の動きに順張りする方が圧倒的に多く・簡単に・リスクが低く稼ぐことができるのです。
『今、現在』の経済は過去に考えられた予想
私たち一般人は情報を受け取るのに、どれだけのフィルターを抜けてきたものでしょうか。
国・政府・企業・メディア、大きく分けるだけでこれだけの大きなフィルターを通って今情報を受け取っています。
その中には法律や言語による解釈の違いなどもあり、伝言ゲームで言えば、最後から2、3番目に聞く役割が私たちです。
もっと言えば、この伝言ゲームが始まってからかなりの時間が経過し、私たちが伝わった頃には、最初に伝言した国や政府は既に違うことを話し始めているのです。
私たちが仮に、雑誌や本で得た情報は、さらにインタビュアや執筆家から校閲へ行き、出版前に出版社の取引先に影響を与えないかまで調査されたのちの情報なのです。
どれだけ古い情報で自分のお金や資産のことに錯綜しているかと考えると、想像した結果も古いということになります。
この古い情報をもとに投資やお金が上手く稼げない・予想できないと関連つけると、経済やお金というのは情報の質が重要だということです。
1000人の投資家よりも1人の経営者
1000人の投資家が一丸になって情報をシェアするための組織やプラットフォームを作っても、正しい情報というのはまずできません。
なぜなら、1000人が1000人、自分の利益を優先するため情報操作してしまい経済やメディアと同じことが起こるためです。
逆にたった一人でもオーナー社長・経営者の情報や意見は仲介数が少ない情報を得ることができるため有益な情報が集まりやすいのです。
もっと言えば、2〜3000万円規模の運用をしている1000人の投資家よりも1000億投資するたった1人の投資家の意見の方が重要です。
ここで言いたいことは一つ、
忖度された古い情報をたくさんインプットするよりも質の高い情報を得ることが重要
だということです。
経済やお金は全て思い通りに予想するには『情報』を鵜呑みにしない
ここで末尾としてお伝えしたいことは、
身の回りにある情報を鵜呑みにしないこと
です。
悪意があるかどうかなど関係なく、耳心地の良い言葉や逆に煽る言葉に熱を上げないことです。
ある政治家は、新聞を全紙読む理由はどれだけ私たちの言いたいことを理解しているか、あるいは忖度や情報を屈折させているかを判断するためだと言っていました。
つまり、
私たちができる最初の投資やお金に不自由しない生き方をする一歩は、情報を精査するスキルと習慣をつけることです。
もっと言えば、日本が良く言いたいところ、企業が隠したいことは何か、を考えれば本来なら悪く言いたいと思っているところ、隠したくない本質を調べれば経済の先読みは以外に簡単にできるようになります。
投資やお金の『情報』は鵜呑みにしない
それに加えて、発信者のバックボーン(キャリア・ブランド)を意識しすぎるのも危険です。
例えば、大手コンサル会社や金融庁・一流の大学・企業は利害関係者が非常に多いということに気づく必要があります。
例えば、世界的なコンサル会社の資本提携をしている企業や傘下を見ると、簡単に情報の側面が見えてきます。
みなさんがライターだとして、自分の親が経営している業界の悪いことや自分の子供が通う学校の酷評を書かないのと同じです。
投資やお金の世界は、予想できない部分ではなく予想させないようにできている部分が多くあるため、簡単には経済やお金は全て思い通りにいかないようになっているのです。