CFD口座ならサクソバンク証券一択?FXトレーダー向けCFD入門
私はこれまでサクソバンク証券のFX口座についていくつか、クライアントは違いますが執筆をしてきました。
その中で、FX口座で言えば少し知名度や人気度は劣りますが、サクソバンク証券の魅力は多くあると情報を共有してきました。
FXで取引をしていて、CFDで収益性やリスクヘッジをしていこうとしている方にはサクソバンク証券の口座は候補に必ず挙げておくべきでしょう。
今回は
- FXではなくCFD取引におけるサクソバンク証券を選びたくなる理由
- 実際サクソバンクを使っている筆者の感想
- サクソバンクの優位性
の3つ絞って情報を共有していこうと思います。
サクソバンク証券とは?
サクソバンク(=SAXO BANK A/S)自体は、デンマーク・コペンハーゲンに本拠を置くオンライン銀行です。
金融システムに強く、日本でも採用されて実装されているものが多くあります。
サクソバンク自体は、世界180ヶ国以上でサービスを展開しサクソバンク証券は完全小会社として運営しています。
私たちから見ると、外資系企業であるサクソバンクは外資系ならではの不安を払拭するように、日本証券業協会への加入し、特に日本は海外よりはるかに金融系の法律が厳しいと言われる中、乗り越えてきた企業です。
サクソバンク自体は2008年に東京にオフィスを作り、2009年に本格的にFX会社として頭角を現しはじめました。
翌年2010年にCFD取引におけるサービスを開始し、現在では米国、中国・香港、アセアン、欧州などの約11,000銘柄の株式やETFも取り扱っています。
現在では資本金が4億9千万円に増え、約20年ほどで資本が4億円以上増える成長を誇っています。
FXではなくCFD取引におけるサクソバンク証券を選びたくなる理由
筆者の経験上、FXである程度自分で稼ぎ、利益を出せるトレーダーは、ポートフォリオを意識するようになると思います。
どれだけ通貨ペアで分散しても、国内株よりはるかに成長やボラティリティのある外国株、そしてコモディティはポートフォリオに求めたい部分だと言えます。
国内株や国内のETFは安定的であるため、店頭販売の投資信託でも勧められることが多いです。
私自身、UFJ信託銀行のエクセレントクラブに20代から加入し、ポートフォリオでもっとも安定的な運用を外注していました。
その中で、やはり手薄に感じるのが外国への運用です。
日本のレビューではサクソバンクのCFDは銘柄の選択肢が多すぎるというのはネガティブ・デメリットとして扱われますが、ポートフォリオを充実させるためには選択肢は多いに越したことがないでしょう。
もしも、選択肢は極力少なく迷いたくない場合は、大手のFX会社とくりっく365などの併用でいいと思います。
大手のファンドとほぼ変わらない手札を持てるだけで、サクソバンク証券の口座を保有しておくメリットは十分あります。
実際サクソバンクを使っている筆者の感想
サクソバンク証券を実際に使ってみて、CFD取引においては特に取り扱う商品や銘柄が多い以外に思う感想は2つです。
- サクソバンクのニュース情報は確実に手に入れ読みたいと思うコンテンツであること。
- オートチャーティスト内蔵の取引ツールが使え、かなり経験者ほど感動する取引やトレードのしやすさです。
サクソバンク証券の『マーケットレポート』が人気の理由
これまでFXをサクソバンク証券で口座開設をするメリットを執筆させてもらった時にも紹介しましたが、サクソバンクのニュースコンテンツは日本の証券会社とは一線を画する部分があります。
私たち日本人は英語が話せないだけで情報の精査が劣っているのは間違いなく、なるべく脚色されていない情報を得る努力が必要と気付かされます。
『Yahoo!ニュース』の経済カテゴリーなどを参考にすれば、和訳されどこともわからない翻訳者の情報で、あらゆるルートを辿ってラインナップされているので、遅い・古い情報になるのは言うまでもありません。
サクソバンク証券が発行しているマーケットレポートのコンテンツの質は極めて高く、実際本国のサクソバンクのエグゼクティブやアナリストのコンテンツも読むことが無料でできます。
さらにサクソバンクのマーケットレポートは動画コンテンツで翻訳なしのものも多くあります。
日本語は「やや不安な部分がある」と「少々不安の部分がある」「多少の不安がある」「不安とは言い切れない」でもニュアンスが複雑で多種あります。
そのため、自分でどのような『レベル感』なのかを前後の文章や文脈から読み取れる英語文の経済ニュースは非常に重要です。
さらにCFD銘柄等のライブプライス配信契約も有料でできます。
サクソバンク証券の取引ツールが便利で人気
オートチャーティストはシグナルツールやサインツールで69通貨ペアの16種類のチャートパターンを瞬時に自動判別し、分析する事ができます。
CFDでももちろん、オートチャーティストを活用できるため、さまざまな使い方ができます。
サクソバンク証券以外だとOANDAやIG証券など非常に限られた証券会社でしか、使うことができません。
参考:サクソバンク証券の取引ツールはFXのプロトレーダーにも喜ばれる
サクソバンク証券の取引ツールであるSaxoTraderGOに前述のオートチャーティスト機能があります。
このオートチャーティスト機能を別画面で出すこともできるため、シグナルツールとしてだけ使い、サブのFX口座でエントリーすることもできます。
SaxoTraderGOでは、時間足ごとにシグナルを可視化できるウォッチリストも便利です。
さらに、オートチャーティストはスマホで使用できるのに加え、アプリからも利用ができるため外出先や会社員などの兼業トレーダーにも非常にメリットがあると言えます。
もちろん、アプリではプッシュ通知で売買シグナルを教えてくれるので、エントリーポイントを逃す機会は格段に減らすことができます。
サクソバンクのCFDにおける優位性
サクソバンク証券のCFD取引は、株価指数、商品、債券を対象とするCFD銘柄の取引手数料が実質無料です。
*FXと同じ仕組みでスプレッド分だけが手数料となります。
常時約9000銘柄取引ができ、CFD銘柄のほとんどを網羅しています。
サクソバンク証券でCFDはココが使える!
CFD取引で米国株の高すぎる企業を安く買う
CFD取引をFXトレーダーが考える時に、アップル、アマゾン、グーグル(Alphabet)、フェイスブックなどのGAFA系メガカンパニーを保有することを検討は一度は経験するはずです。
GAFAバブルの時に売り先行の投資を誰しもしたいと思ったでしょう。
加熱し、買われすぎた銘柄はFXの通貨ペアと同様、経済サイクルで淘汰され下落するためです。
現物の外国株投資の魅力をレバレッジさせたいと思えば、CFDでの取引になります。
別の視点で言えばポートフォリオ上で少ない証拠金で米国株を始め外国株を持てるのはポイントになる部分でしょう。