京都の一流『茶店』は何を見ているのか【ゲストコラム 】

京都の一流『茶店』が聞かれること

「京都の高級店で、最高のコスパで食事が出来るところを紹介してください」

そのような質問に、ミシュランガイドや雑誌で紹介されている高級店を、『いかに安く予約するか』

そう考えたあなた、今現在、まだ一流とは言えないポジションにいらっしゃるとお察し致します。

京都の一流『茶店』が紹介する一流のコスパ店

一流人はどう答えるのでしょうか?

私を贔屓にしてくださる、某一流企業の経営者の方から紹介されたお店は、一人18万円(当然ですが、2名だと36万円)の、嵐山にひっそりと佇む茶店。

富裕層の間では名の知れた完全紹介制のお店での昼食会でした。

京都の一流のコスパの意味するもの

18万円のランチだからと言っても、聞いた事も無い横文字の料理が出てくる訳ではございません。

おまけに量も少ないのです。

男性であれば、食事の後、締めのラーメンが食べられる程です。

しかし、極上の食材を、限りなくシンプルに調理し、時代を越えて受け継がれてきた上質で美しい器と共に作り上げられたその一品は、まだ見ぬ自分の感性を最高に刺激されます。

まさに「情熱」という名の芸術品を提供なさるお店なのです。

京都の一流『茶店』が知る一流の集いは空間に酔いしれる処

そして、導かれる様に引き合わされる縁で席を共にした、世界中から訪れる一流人と、一流人の卵は、

共に感動し、空間に酔う。

「この経験と縁を、たった18万円で手にいれられる。」

最高のコスパだ!一流方は、そう感じとられるのです。

京都の一流『茶店』店主が知る一流が財布を開く時

偉大な人ほど、シンプルに物事をとらえます。

「人生は流れるごとく、つながる様に、全てが必然。ただそれだけだ・・・」とおっしゃいます。

一流の『情熱』と『空間』を経験するには

もっと面白い必然と、情熱に出会いたい。それまでの過程をどう味わいたいか。

その想いにお金を使うのです。

さいごに

『ホンモノの情熱に恥じぬ自分でありたいという事を。』

一流人は自然と心得ています。

日々自分の身体と心のケアに気遣い、感覚を研ぎ澄ましているのです。

自然と調和をとりながら。見せかけだけの高級店は、その名の通り、ただ高級な値段がついているお店だといえるのです。