パニック障害や不安症と頓服の付き合い方

パニック障害や不安症と頓服の付き合い方

パニック障害や不安症と頓服の付き合い方

メンタルと頓服との付き合いというの非常に難しく悩ましいものだと思います。

病院の医師からしんどいときに飲んでくださいと言われても最初のうちはずっと憂鬱で飲みどころがわからないと思っている方もいるはずです。

そして一番多い悩みはいつまで頓服と一緒に人生を生きていかないといけないのかという悩みでしょう。

頓服のメンタルは欠かせないモノ

暴露療法、行動療法ともに頓服の服用というのがチャレンジするきっかけになります。

頓服薬のお守り薬が手放せないこと

精神疾患を患っている人のほとんどが『お守り薬』として頓服薬を持っています。

精神疾患を患っている方は、いつまでこの頓服薬、お守り薬を持ち歩かなければならないのか、と精神的拘束感を感じます。

しかし、私たち運営チームのほぼ全員がお守り薬を今も持っています。

それが悪いことだと思うメンバーは誰もいません、弱者、病人と考える必要はありません。

なぜなら、社会人として生きてきてカバンの中に胃薬や頭痛薬を入れている人はたくさんいます。

それにたった数ミリの錠剤を持ち歩くことに、何か不便があるかと言われると実際はないはずです。

お守り薬を忘れて外出した時にソワソワしてしまうのは、薬に依存しているのが原因とは限りません。

お守り薬との距離感と依存感

それに今の日本で生きているほとんどの人は様々なものに依存していきています。

スマホや財布、マスクもそうでしょう。

スマホ依存やマスク依存という言葉もありますが、誰しもが何かしらの依存をしながら日々暮らしているならば、お守りくらい持ち歩いてもいいと思うべきでしょう。

ちなみにお守り薬をピルケースに入れる場合もあれば、財布の中に入れておくこともあります。

その中でもペンダントトップにピルケースの役割があるデザインを選び、いつも着けていれば頓服を持ち歩くというよりもファッションアイテムを身につける感覚にすることもできます。

頓服薬の効き目

基本的に心療内科で処方される薬のほとんどは不安を和らげるために用いられます。

不安を和らげると聞けば、キツい薬に思いませんが、精神安定剤と聞くと途端に頼ることに躊躇してしまう方がおおいようです。

実際パニック障害や不安症での頓服は緊張や不安時に服用するものです。

時にてんかんの薬を処方されたりもします。

基本的には少し鈍感にされると言えば良くも悪くも良い具合の表現ではないでしょうか

頓服に頼るのが悪いことではない

頓服に依存してしまうのが怖いと言う方もいますが、頓服を飲まずに無理して発作を別の場所やシーンで起こしてしまう方が後々、持病との付き合い方が複雑になっていくはずです。

頓服に依存してでも心は穏やかな方が良い

何かソワソワし、布団の中ですら足を擦り合わせてしまうような落ち着きのない行動は横になっていても頭はさまざまな予期不安を感じて神経が過敏になっている証拠です。

ただただ寝るよりも質の高い睡眠をするほうが

精神健康上良いと言えます。

より良い睡眠を取ることでプラス思考に物事を考えるきっかけにもなります。

それに頓服を飲んでいるか大丈夫という安心感があればしばらくすれば飲むのを忘れていたというところまでいくこともできます。

そのためにはまず、頓服を飲まないといけない時、飲みたくなる時というのを増やさないことが重要です。

頓服は飲まないのではなく増やさないことが重要

パニック障害や不安障害の初期段階で発症から時間が経っていない多くの場合は、極度の緊張状態になるシーンというのは少ない傾向にあります。

電車に乗れない、人混みにいけないなどが代表的です。

しかし、電車に乗れないからバスにも乗れないかもしれない、そう心配することでバスなどの乗り物にも乗りにくくなってきます。

乗りにくくなる時点で頓服を服用し、『バスは乗れる』『タクシーは乗れる』を自信をつけていくことが大切です。

まずは頓服薬の服用を減らすのではなく、無理してバスに乗って体調が悪くなり乗れなくなるという電車同様の発作を起こさせないことが重要です。=頓服薬の服用するシーンを増やさない。

結局頓服を飲まないといけないじゃないかと思うかもしれませんが・・・

頓服は気がつけば飲み忘れる存在になる

頓服薬を毎回自分が不安に感じる時に飲んでいると、結果として頓服がないと生活が成り立たなくなるかもしれない。と最初の頃は誰しも思うことです。

しかし、症状に慣れる、病気に慣れてくるというのも事実です。

そして、慣れてくる頃には常薬していた薬の効果が出始め、コンディションがよくなり頓服を飲み忘れる、存在を忘れるという気持ちの流れになってきます。

メンバーの多くも財布に入れたお守り薬や、化粧ポーチの頓服が随分と古いものだと気づき新しいものに入れ替えることを共通してやっているくらい、存在感の薄いものになっていきます。

新しいことへ挑戦を応援してくれる頓服薬

パニック障害や不安障害で今まだコンディションが整っていない方は、想像しにくいかもしれませんが、体調は抗不安薬やSSRIなど自分に合ったものが見つかれば少しずつ良くなっていきます。

発病する前に近い生活を過ごしたい、或いは人付き合いを再開したいと思ったときに「でも、しんどくなるかも」という『・・・かも』を「僕たちがいるから大丈夫」と背中を押してくれるのも頓服の存在です。

頓服は負ではなく良かったと思える『きっかけ』の存在になる

運営メンバーの一人はパニック障害と広場恐怖症で自宅の近くしか出歩けない状況が続きていた方がいます。

しかしある日、祖父に不幸がありどうしても葬儀に参加したかったので通院している心療内科の医師に相談するといつもと違う頓服薬を処方してくれたそうです。

頓服を服用し彼なりの遠出をしたのです。

すると、『家の近くじゃないとしんどくなる』と思い込んでいた自分を打ち消すように遠くの葬儀会場まで行くことができたのです。

実際、その頓服役は発売している製薬会社が違うだけで効き目は同じ薬だったのです。

メンタルになると行動範囲は狭くなる

パニック障害や不安障害というのは行動範囲を狭めてしまう病気だと言えます。

しかし、ある日の出来事や、『どうしてもこうしたい!』という思いに弱い病気でもあります。

どうしても家族と食事をしたい!

どうしてもお気に入りのお店にいきたい!

コンサートに行きたい!

そう思える瞬間に頓服というのはお守り以上の存在になってくれます。

 

 

 

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