メルカリで儲けても、どこか使いにくい利益たち
メルカリに出品している人の中には「今月の家賃に充てたい」「クレカの引き落とし日までに売れて欲しい」と考えて出品している人が最近増え続けています。
『せどり』などで高価な品を販売している人も多く出品している、フリマアプリメルカリの累計取引件数はマーケットを拡大させ5億件を突破しています。
メルカリで儲ける=メルカリも儲かる
メルカリの取引には売上金から10%の販売手数料が差し引かれることはご存知の方も多いと思います。
出品する時の画面上にも手数料を差し引いた利益金額が表示され、例えば1000円で売れたものは900円の利益となります。
しかし、売上金がそのまま銀行に振り込まれるわけではありません。
このようにメルカリで損をしてしまう『落とし穴』をご紹介いたします。
メルカリ『振込手数料』で損をする
メルカリは現金化すると手数料がかかる仕組みになっています。
振込手数料は一回あたり210円
振込申請の翌日か翌々日に振り込まれます(2020年1月21日から振込までの日数が短くなりました)
メルカリ振込手数料で損をしない為の方法
まず一つ目の方法は売上金支払いを使いメルカリ内で買う方法です。
メルカリというサービスを提供している企業側はこの方法が一番嬉しく、メルカリ内でお金が回ればメルカリの収益は安泰です。
購入したい商品がない場合メルカリの売上金は、コンビニやスーパーで使える電子マネーIDとして使うことができ、これを『メルペイ』と言います。
この二つの方法を使えば手数料はかかりません。
メルカリでの利益=縛られたお金
メルカリは自社のサービス以外に提携先を増やさないスタンスをとっているので、そこに注意が必要が必要です。
アマゾンや楽天でメルペイが使えるようになれば、もう少しメルカリで上がった収益がお金らしく感じられると思いますが、アプリサービスなのにも関わらず一度自分の口座に振り替えてからクレジットカードなどで支払うというのはどうも効率もコスパも良くないように感じます。
メルペイはメルカリ以外のネットショップ使うことができるが、、、
- SHOP LIST . COM (アパレル)
- NOIN(コスメ)
- ec current (家電) など
まだまだ使えるネットショップは少ないです。
しかし、ブランド品などの取引で大きなお金が動いたときには早めに現金化したいものです。
メルカリ『送料』で損をする
メルカリの商品検索詳細画面で最もチェックが入るポイントは『配送料の負担』個所です。
送料込みの配送料出品者負担で商品検索されることが多いため、送料込みで出品した方が売れやすいと言えます。
しかしこの『配送料』はメルカリで損をしてしまう最大のポイントになってきます。
ネット通販で届く商品のように過剰な包装をしてしまうと、確実に損をする結果になるからです。
配送料をチェックするべき要注意の品
- ぬいぐるみ
- セーター
- マグカップ
- ポスター
- ベビーチェア など
嵩張る物や圧縮できないものに関しては想像以上に送料が高くつくことがあります。
出品するときには送料の確認をしてから送るようにしましょう。
実際にあった失敗談
800円で売れた新品マグカップの利益はまさかのマイナスになることもあります。
800円売上-10%販売手数料-700円送料=20円利益
振込手数料でかかる210円にも届いていないので、実際に振り込みはできませんでしたが振り込み手数料を考えると190円の赤字になってしまいました。
8500円(送料込み)で売れた中古のベビーチェアーは送料7328円でした。
販売手数料を引くと322円の利益でしたが、振込手数料210円もひかれ実際に手元に残ったお金は112円。
粗大ゴミに出すよりかはよかったかなと思いますが、送料と手数料の確認には十分気をつけています。
送料を抑える梱包=粗利益を増やす仕組み
『圧縮袋を使う方法』
ぬいぐるみやセーターなどの衣類で圧縮のできるものは圧縮袋を使うと便利です。
購入者の手元に届くまで圧縮されていたら良いので、100均などで安価な圧縮袋を手に入れましょう。
衣類などはジッパー付きポリ袋を圧縮袋がわりに使用しても良いでしょう。
『送料のランクを知っておく』
メルカリにはヤマト運輸か郵便局とコラボした配送システムがあります。
メルカリ便のメリット
著名配送システム
出品者、購入者がお互いに自分の名前や住所を教えなくても取引ができる匿名配送システムが使えます。
匿名配送に対応にして出品することで、個人情報保護の観点からも『安心・安全』で個人情報の管理を気にする方にも購入してもらいやすくなります。
また面倒な宛名の記入の必要もありません。
北海道から沖縄まで離島も含めて送料は全国一律
通常の配送の場合沖縄や小笠原諸島に荷物を送るときには、通常料金プラス700円ほどの配送料がかかります。
しかしメルカリ便なら全国一律料金なので通常より送料が最大69%もお得に発送することが可能です。
補償の面も安心
配送時のトラブルにより商品紛失・破損等が発生した際はメルカリが補償してくれるので安心です。
配送依頼先・持ち込み場所➡︎らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)
- ヤマト運輸営業所
- ファミリーマート
- セブンイレブン
らくらくメルカリ便の配送の種類と値段、早見図
- PUDO(ヤマト専用のコインロッカーのようなサービスボックス)
- ネコポス(A4サイズ・厚さ2.5センチ以内)全国一律195円(税込)
- 宅急便コンパクト 専用ボックス70円の購入が必要 全国一律380円(税込)
- 薄型専用ボックス(たて)24.8cm(よこ)34cm まちなし
- まちあり専用ボックス(たて)20cm(よこ)25cm(高さ)5cm
上記サイズ以上のものは宅急便
- 60サイズ(~2kg):700円
- 80サイズ(~5kg):800円
- 100サイズ(~10kg):1,000円
- 120サイズ(~15kg):1,100円
- 140サイズ(~20kg):1,300円
- 160サイズ(~25kg):1,600円
配送依頼先・持ち込み場所➡︎ゆうゆうメルカリ便(郵便局)
- 郵便局
- ローソン
ゆうゆうメルカリ便配送の種類と値段早見図
- ゆうパケット(A4サイズ・厚さ3cm以内)全国一律175円
- ゆうパケットプラス 専用ボックス65円の購入が必要 全国一律375円
- (たて)24cm(よこ)17cm(厚さ)7cm(重さ)2kg以下
- 上記サイズ以上のものはゆうパック
- 60サイズ:700円
- 80サイズ:800円
- 100サイズ:1,000円
*ゆうパックの最大サイズは縦横高さの合計が100センチ以内までです。
メルカリで『損』をするきっかけになる『販売手数料』『振込手数料』『配送料』の落とし穴にハマってしまわないようにしましょう。