今回はまた面白い生命保険の商品を見つけたので、ご紹介してみようと思います。
太陽生命が販売する『100歳時代年金』という商品についてです。
そもそも太陽生命とは聞き慣れない会社名ですが、簡単に商品のことや保障内容も含めてお話していこうと思います。
『100歳時代年金』を販売する太陽生命とは?どんな会社?
住友生命や日本生命など財閥系生命保険会社ではないですが、創業は明治からで『中堅どころ』としては生命保険業界では知られています。
140以上の支社を持ち、保険料収入は6500億円以上を近年推移しています。
「保険組曲 Best」という商品が売れ筋商品で、決して割安商品ではなく、組み立て方式の商品が多いため、ライフプランナーの腕次第で心揺れる保障内容を組み立てられそうです。
ホールディングスとしては、下記4つの会社を基盤に株式会社T&Dホールディングスがあります。
太陽生命保険株式会社
大同生命保険株式会社
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
ペット&ファミリー損害保険株式会社
営業スタイルは謎が多い太陽生命
どんな風な営業スタイルかは、商談でバッティングすることも少ないため未知数ですが、会社の規模感や知名度を考えるとコツコツ系スタイルでしょう。
ある程度、キャリアを積んだ転職組が仕切ることの多い中堅保険会社の役職は、顧客のお土産(お客さんを連れて入社してくること)を抱えてくるところから、紹介を勝ち取っているのかもしれません。
太陽生命の『100歳時代年金』は年金ちょい足し保険
太陽生命の『100歳時代年金』の保障内容は非常に面白く、50歳からしか入れません。
そしてベストタイミングも50歳であとは20年間支払い続け、少しでも長く生きれば得をする仕組みです。
50歳のベストタイミングで加入すれば88歳で損益分岐点を迎え、89歳で支払った金額以上の年金が受け取れるというものです。
死ぬまで受け取れるけど・・・『100歳時代年金』得なのか?
この太陽生命の『100歳時代年金』は何より保険料が高めです。
4万円〜6万円は月払いで覚悟しないといけないでしょう。
簡単に言えば保険会社が加入者から受け取った保険料を運用する期間が短いことと、高い確率で年金支払いをする必要が保険会社にはあるため割高な保険料になっていると言えます。
仮に『100歳時代年金』月額5万円として20年間払えば・・・
5万円×12ヶ月=60万円
60万円×20年間
=1200万円(総支払い保険料)
厚生労働省のデータによれば平成22年簡易生命表では男の平均寿命は79.64年、女の平均寿命は86.39年です。
88歳以上生きないと返戻率が100%超えないというのは、そもそもリスクがあるということです。
『100歳時代年金』は平均寿命より10年は長く生きなきゃ損する!?
男性であれば平均より10年長く生きられて初めて、元の取れる保険だということです。
自分は100歳まで生きる!と自信がある人はぜひ加入するべき保険
この保険は、長生きすればするほど年金としての受け取る金額が増えるため、何より『死なないこと』が一番です。
100歳まで生きれば資産も1200万円ほどの資産が自分の老後を守ってくれると言えるでしょう。