血液クレンジング『効き目はない』けど効果はある

血液クレンジング『効き目はない』けど効果はある

アトピーなどの皮膚疾患やガンなどの三大疾病にも効果があるとまで言われていた血液クレンジング。最近ではその血液クレンジングの効果について、議論が加熱化しています。

今回はそんな血液クレンジングについてお話していこうと思います。

血液クレンジングは疑似科学商品

血液クレンジングは静脈の血液を抜き出し、酸化力の高いオゾンを取り込んだのち体内で再び戻すというのが簡単な仕組みです。

静脈を通る血液は黒っぽいが、オゾンを入れることで鮮血色になります。

その仕組みこそが実際に効果を強く感じさせる疑似科学の部分だと言えます。

血液の色が綺麗になるならば、効果があるのではないか?

血液の色が綺麗が黒っぽいものか鮮血に近くなるならば、効果を実体験できているように思います。

しかし、静脈の血液は基本的に黒っぽく、不健康だから黒っぽいわけではありません。

さらに言えば、静脈を通った血液はまた体内で臓器というフィルターを通って、綺麗な血液に戻します。

つまり、呼吸をして酸素を吸い込むことでオゾンを注入しているのと同じことをしているのです。

自分でできることをわざわざお金を出しているのは、無駄としか言いようがないのではないでしょうか。

それでも血液クレンジングに効果を感じる人は多い

血液が綺麗になったことで体調がよくなったと実感できる人間はそういないでしょう。

そういうと深呼吸をすれば『視界が明るくなった気がする』などという言葉が聞こえてきます。

日常生活をしていると呼吸が少しずつ浅くなっていく傾向があり、意識して深呼吸をすることで効果が生まれます。

つまり、血液クレンジングをしたことで『視界が明るくなった気がしませんか?』と言われると呼吸を無意識に整え、普段意識しない視界に注意を向けます。

そのため明るくなったように感じますが、実際は体外に血液を出してオゾンを注入しているのと呼吸しているのがやっていることが同じなのです。

プラシーボ効果は血液クレンジングの効果を実感する要因

プレシーボ効果とは:

プラシーボ効果は、「偽薬効果」「プラセボ効果」とも呼ばれ、効果がないものを投与したり服用したにも関わらず、症状が完治したり症状が緩和する現象」のことです。

プレシーボ効果は血液クレンジングの効果を強く出す要因だと言えます。

しかし、血液クレンジングという治療行為が仮にもリスクがないのであれば、プレシーボ効果を生ませるきっかけになるので結果として推奨しても良いと考えてしまいます。

理由としては、プレシーボ効果を得たい、実体験したいと思っても自分ではその効果を生み出すことはできません。

聞こえは悪いですが、上手に自分の感情をコントロールされ、騙さないと効果を感じられないのです。

逆に、いくら検査の数値が改善されても自覚症状が改善されなければ、意味がありません。

プレシーボ効果を騙されたと考えるか、『自分が今ない感情を発生させる治療』と考えるかによると言えるのです。

血液クレンジングを勧める?プレシーボと注射

プレシーボ効果を得るために血液クレンジングをする、と考えるならばいいのでは?と仮説を立てたとして、血液クレンジングを推奨するかは考えものだと言えます。

理由はシンプルに注射器を身体に刺して血液を抜き、再度注入する。

という血液と注射という感染症リスクが高い行為だということが、一番のリスクだと言えるでしょう。

仮にもサプリメントでコラーゲンなどを大量に摂取しても、吸収されず排出されるだけなのでリスクは少なそうですが、「プレシーボ効果でも良いから効果を得たい!」そう考えるのであればなるべく注射器や血液は避けて経験してもらいたいと思います。