マイナス金利時代に金融機関はどこで商売(利益)するのか?というと残念ながら預金者です。
お客さんから収益を産ませてもらうと考えればもっともですが、色々な銀行のお客さん(預金者)になることで格差社会に知らず知らずに格差社会の波に飲まれているということを今回は知ってもらおうと思います。
いつの間にか引かれている銀行の手数料事情
普通預金に今いくら位入っているか把握できていますか?
そして、ATMを使い、振り込みをすれば
いくら銀行は利益を取っているか知っていますか?
2018年の秋に最強銀行『無敵バンク』と呼ばれた新生銀行は24時間無料で他行へ月1回は無料で振り込みができ、ATMの利用は何度でも無料だったのが引き出し有料化されました。
新生銀行に限らずセブン・イオン銀行もソニー銀行も無料化の廃止・制限の決行などが開始されました。
お金持ちは優遇される銀行の手数料事情
銀行は様々なサービスを有料化しながらも富裕層やお金持ちの顧客が他行へ流出しないような待遇やサービスを提供し始めました。
預金残高でランク・ステージ付けがスタート
新生銀行で言えば3つのランクに分かれ
- 新生プラチナ
- 新生ゴールド
- 新生スタンダード
とランク分けされます。
100万円以上の預金と銀行が定める条件を満たせば『新生ゴールド』のランクになりATM利用が無料となります。
様々な銀行に分けているならばかき集めて100万円を捻出した方が得策だと言えます。
金利と手数料に割りに合わない現状
年間100万円を銀行に預けても、せいぜい100円の金利しかつきません。
しかし、1回ATMを使えば108円の手数料が取られるのです。
中には
「預けてくれませんか?」
「口座開設お願いします」
と営業され開設した顧客・預金者もいるでしょう。
自分で持っていればいつでも使えるお金を、預けることで減るシステムに自分の資産を入れてしまったことになります。
格差社会が到来した今を生きぬく営業マンはどうすればいいのか
『適当』『そのまま』『わからない』をやめることが最優先だと言えます。
そして、『稼ぎ』資産を多く持つしかありません。
その資産はただ銀行に入れておくだけでなく、確実にまとめ、確実に分散させ、お金がお金を呼ぶ仕組みを作らなければなりません。
キャッシュカードが何枚も財布に入っていることはないようにしていくべきだと言えます。
仮に一流の営業マンも目指し発展途上だという人で、既婚者は家族用の口座として資産をまとめてしまうのも一つの方法だと言えます。
格差社会に負けない営業マンになる『銀行の使い方』
「銀行選びはどうすればいいのか?」という部分で言えば、もともと家族が信託銀行などを利用している場合などは、そのコネをしっかり活かすべきだと言えます。
銀行で担当付くレベルというのは、住んでいる地域などによって違いますが、普通預金で数千万円あればほとんど窓口に行けば対応者の反応は変わってきます。
数億円が普通預金に入っている若者も意外と多い
信託などの勧誘もされますが、その中でその銀行と付き合うメリットをしっかり判断すれば、無駄な手数料を払わずに済みます。
そして、お金がお金を呼ぶチャンスも増えます。
できる営業マンは営業マンだからこそ、提案の本質を見抜けるものです。
収入の高い若い人間を邪険にする傾向がある
まずは大前提として、お金は自分のポケットに入っていればいつでもある分は減ることなく使えるということです。
銀行は預金者のお金を運用して経営しています。
行員は少なくとも、預金者のお金で運用した一部が給料となっています。
『銀行のカレンダーを想像してみてください。』
お年寄りの家にはあるのに、20代の時に自分の家にはカレンダーは持ってきませんでした。
経済やお金の知識がないからと提案するだけ無駄だと思っているのかもしれません。
断られると思っている、話を聞いてくれないと思っているのかもしれません。
しかし、営業マンならお分かりでしょう。
そんな固定概念は妄想であり、マイナスな売れない営業マンの考えることです。
若い世代こそ大切にすれば、長い間顧客でいてもらえる可能性があると考えなければ一流の営業マンにはなれません。
それを私生活で学び、損せず格差社会に負けない『一流』になってほしいと思います。