一流の男性が突然の『金属アレルギー』を発症、対策はあるのか?

一流の男性に起きる突然の『金属アレルギー』

金属アレルギーは特に発汗の多い夏場に発症することが多いと言われています。

金属アレルギーは汗の中に含まれる塩素イオンが金属を溶かす強い作用があり、塩素イオンが金属イオンとなって汗と混じり合うことで引き起こされます。

汗と金属が密着してしまいやすい腕時計や指輪などには特に注意が必要です。

金属アレルギーを起こしやすい腕時計や指輪の素材

クロムとニッケルを混ぜた合金の『ステンレススチール』は錆びないという特徴を持っており腕時計にはよく使われる金属です。

しかしこの『クロムとニッケル』こそ、最も金属アレルギーを引き起こしやすい物質です。

加工がしやすく安価でありながら錆びにくいという特徴を持ったニッケルとクロムは腕時計以外にも、メガネフレームやピアス、ネックレスにもよく使われています。



金属アレルギーには2種類ある

金属アレルギーは汗が原因で起こる『接触皮膚炎』と銀歯や食事が原因で起こる『全身性金属皮膚炎』の2種類があります。

『接触性皮膚炎』の発症要因

1.たくさん汗をかく体質

前文でご説明した通り、汗をかくと皮膚の表面で金属が溶けて金属イオンとなりアレルギー反応を起こしてしまいます。

汗をかきやすい体質の方はこまめに汗を拭くことが重要です。

 

2.金属製の腕時計や指輪などの装飾品

 

金属製の腕時計や指輪などを頻繁に見につけている方は、金属アレルギーを発症しやすくなります。

金属製の装飾品は合金素材のものが多く、安価なものは金属アレルギーを発症する可能性が高いと言えます。

純金のK24や純銀、純プラチナPt999自体は柔らかすぎるため普段使いのアクセサリーとしてはあまり向きませんが、できる限り純度の高いもの選べば発症のリスクを減らせます。

 

3.刺青やタトゥーのインク

刺青やタトゥーに使用されるインクには、金属が含まれているものがあります

刺青やタトゥーを入れたのをきっかけに金属アレルギーを発症する人もいます。

取り除くことはほぼ不可能なので施術の前に必ずパッチテストを行い金属の含まれていないインクを使いましょう。



『全身性金属皮膚炎』の発症要因

1.歯科金属

 

歯の治療で銀歯や金歯を入れてから金属アレルギーになることがよくあります。

金属が唾液のタンパク質により溶けて金属イオン化し身体に吸収されてしまうことが要因です。

反応するアレルゲンにもよりますが銀歯より金歯の方が比較的身体は受け入れやすいとされています。

 

2.普段食べている食材

 

あまり知られていませんが、金属アレルギーは食材から起こることもあります。

食物の中には微量の金属成分が含まれているものがあります。

この食物の過剰摂取によりアレルギー症状を引き起こす危険があります。

中でも金属のニッケルは多数の食物で確認されています。

 

ニッケル:

 

豆類・玄米・そば・ほうれん草・キャベツ・きのこ・海藻・シャケ・ココア・チョコレート・漢方・香辛料など

コバルト

豆類・キャベツ・ホタテ・レバー・ビール・ココア・チョコレート・香辛料など

 

クロム:

じゃがいも・玉ねぎ・ココア・チョコレート・香辛料など

上記以外にもたくさんの食物から金属が発見されています。

微量のため普段食べている分には問題ないことが多いですが、過剰な摂取は控えましょう。

肌荒れや便秘などの原因が食物による金属アレルギーが原因のこともあります。



いきなり重症化する金属アレルギー「金アレになったら・・・」

普段愛用している腕時計が急につけられなくなったら…

アレルギーが起こりにくい時計を買い直すのも方法の1つです。

しかし気に入っている腕時計の着用を簡単に諦めたくないものです。

そんな時に一度試してみてほしいことをご紹介します。



折角の高級時計、最小限の『金アレ』で抑える方法

①ベルトを緩くして空間を作る。

汗と金属で反応する金属アレルギー、少し空間を空けて通気性をよくし、汗が溜まるのを抑えることができれば軽い症状の金属アレルギーの方には有効だと言えます。

 ②時計と肌の間に細工をする

冬場だと服の上からつけることもファッションの一部として可能です。

ただしワイシャツの上からするのはあまりスマートではありません。

そんな時には保護液や保護シールを買うのはいかがでしょう。

金属アレルギーの方向けに販売されているので花粉での鼻炎薬のような感覚で使用ができます。*こまめにシールを交換することで錆びる心配もありません。

 ③ベルト交換

これは最後の手段ですが、最近ではラバーストラップやファブリックストラップと呼ばれる布製のベルトが多く売られています。

ブランド純正は販売が少ないかもしれませんが、ウブロのラバーストラップなどはグミアリゲーターがあり、裏面にラバーが貼ってあるレザーベルトのためアレルギー反応は起こしにくいと言えます。

ちなみに、ロレックスではサブマリーナやオメガのスピードマスター、パネライなどはNATOベルトを使用することで接触面が裏蓋まで回るため、『金アレ対策』になると言えます。