医療業界の『過重労働』医師や看護師のワークライフバランス『ゆとり世代』は耐えられる?

医師や看護師のワークライフバランスが深刻、『ゆとり世代』は耐えれるのか

一般企業の長時間労働による過労死する事件が問題視されてから『ブラック企業』という言葉が流行り言葉にもなりました。

ブラック企業という言葉が社会に出始め、厚生労働省もようやく『ブラック企業の撲滅』に動き出しました。

現在では事業主は雇用者の『仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章』や『仕事と生活の調和推進のための行動指針』を推進するように義務付けられています。

医療業界においては、昔も今も人員不足の問題から『看護師や医師の長時間労働』は深刻な問題です。

好きな事、夢中になることを仕事としているからストレスを溜め込み過労死する人は少ないとも言われるのが医療業界ですが実情はどうなのでしょうか



患者ではなく看護師や医師を応急処置

夜勤や泊まり込みが続いて点滴をうっている医師や看護師をよく目にします。

このようにピンチ時に医療業界ではなければ、救急車を読んだり二次被害被害のように症状を悪化させてしまうことになります。

応急処置ができるからこそ、問題にならないだけだと言えます。

そんな『本当の医療現場』を『ワークバランスバランス』と合わせて、お話ししたいと思います。



ワークライフバランスとは

誰もが『やりがいや充実感』を感じながら働くことが前提で、仕事上の責任を果たすします。

一方、子育てや介護の時間など家庭・地域・自己啓発などにかかる『個人の時間』を持てる健康で豊かな生活ができるよう、双方の調和(バランス)させる必要性を言います。

国が思う『ワークライフバランス』とは?

仕事と生活の調和・経済成長は、若者が経済的に自立し、性や年齢などに関わらず誰もが意欲と能力を発揮して労働市場に参加すること

 

活力と成長力を高め、少子化の流れを変え、持続可能な社会の実現にも資することとなる。

http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/20barrier_html/20html/charter.html



ブラック企業も驚きの勤務時間

ある調査結果で医師のうち全体の2割が1ヶ月の時間外労働の過労死ラインである80時間を超えているという調査結果があります。

 

その中でも30代の医師の約8割が過労死ラインを超えた時間労働しています。

30代の半数近い医師は月平均100時間以上残業をしています。

受け持ち患者がいるので長期の休みや有給休暇もほぼ取ることはできません。



看護師は医者より労働時間・勤務時間は少ないものの月10~20時間の

残業を行なっています。

女性が多いことから子育てや親の介護などと両立している人も多くいる中での日々の残業は苦痛となるでしょう。

ワークライフバランスの改善ができない現実

簡単に言えば、ワークライフバランスの見直しをするために医師や看護師の、労働時間に上限を決めると長時間労働はなくなるでしょう。

しかし、そのような上限を定めると時間外の救急患者の受け入れや、入院ベット数なども縮小することになります。

患者は診察受付から何時間も待たされた挙句、その日は診察してもらえない。といったことも出てくるでしょう。



ワークライフバランスを改善させると医療スキルが落ちる

医師や看護師が業務に携わることのできる時間を定めることによって、セミナーなどに出席できる時間も限定されるとスキルアップする環境も奪ってしまうことになります。

結局はプライベートの時間として勉強することになるので、改善されたとは言えないでしょう。

某有名広告代理店の過労死問題で急激な労働環境の規制で働きたい社員が、働けないという状態になりました。

そこで『深夜まで開いているカフェで数人で仕事をしている』というような事実上労働するということが起こります。



ワークライフバランスの改善に取り組む医療施設

医師や看護師、医療従事者を対象とした医療施設が実施するワークライフバランスの調査がアンケートを撒き回収しているだけということが実際多い中、この過重労働を変えなければと行動している優良な医療施設も中にはあります。



ワークライフバランス改善のために優良な医療施設が実行していること

人員の確保

急患が来こないことを想定した人員数ではなく、急患が来ることを想定した人員の確保が必要している医療施設もあります。

業務時間帯の変更

日勤帯を全員8時から17時にするのではなく、10時から19時の時間帯を作れば午後の診察がずれ込んでいても任せることができます。

電子カルテやAI(人工知能)の力を活用する

いまだに電子カルテが、導入されていない小規模病院は沢山あります。

電子カルテを導入することにより、交代時のカンファレンスの時間を大幅に短縮することができるほか、1冊しかない紙カルテに比べ業務もスムーズに行うことが可能です。

現在AIによる死亡時の画像診断が実用化されつつあります。



病院経営者が考えるべき従業員のワークライフバランス

従業員の健康管理を経営の観点からも考え、積極的に改善実施をしていくことが医療業界に必要なことだと言えます。

今から医療の世界に飛び込む人たち、医師・看護師は改善傾向にある労働環境かもしれませんが、想像絶するほど体力や精神力が必要だと考えるべきでしょう。

 

そのため、自分の体調管理やコンディションを整える訓練を日頃から行うべきだと言えます。