【介護士志望こそ読むべき】介護現場の現実・患者との日常

少子高齢化の波を受け『介護現場』は日を追うごとに過酷な労働環境になっていっています。

その中で介護の世界で今必死に働いている人たちがいます。

そして、介護の世界に入ろうと目指している人がいます。

それを承知で、心がえぐられる思いや、なんとも言えない虚しい気持ちになるかもしれませんが、今回は『介護の世界』の実状をお伝えしていきます。



『老々介護』の現実と『極貧老人夫婦』の介護実状

姉妹の老老介護の末衰弱しているところを発見され、搬送された時には二人ともヤマンバ状態です。

老人のヤマンバ状態介護と介護士はどう戦うのか

ヤマンバ状態とは髪の毛も伸びたまま、爪を伸びきり、垢の張った肌を風呂に入れ、『洗浄』を行います。

特に髪の毛は介護の実務上散髪はできないため。絡み合っている部分だけとりあえず切るというような処置が行われます。

半年後また搬送されてくるのをわかって送り出す介護士

ある程度回復したら「家が良いから」(入院・治療費が払えない)と自主退院する。

何度もソフトボール1つが入るほどの褥瘡(床ずれ)を作り、入退院を繰り返す。

また半年後に同じ状態で帰ってくるのをわかっていても止められない日常。

困り果てる・人間の末を仕事にする介護の世界

「お願いだから大人の本を買ってきてくれないか」と、千円を握らせる90代の男性や、大企業の社長は認知症になり自分の排泄物を食べたり身体中に塗りたくる男性など、普通の感覚では見ていられない現場が常にあるのが介護の現場です。

大部屋で3日寝て2日歌い続ける100歳を超えた女性。

ALS筋萎縮性側索硬化症で人工呼吸器をつける決断をし、死の恐怖と戦う時間が延びた事に悔やみ続ける40代の男性。

暴言・暴力・セクハラは『ボケ』で帳消しの介護の世界

患者や家族からの暴言や暴力、セクハラなどがない介護の世界は存在しないと言えるでしょう。

認知機能に全く問題のないにも関わらず、介護師の胸やお尻を触ったあとは自分はボケていると言い張り免責・帳消しにする介護の現場。

特に若くして、介護状態になった患者は高齢には当てはまらないが、若い介護師をベットに押し倒そうとするなど、かなり『介護』という仕事は危険度の高い仕事であることが言えます。

自分の歯が抜け落ちてもインプラントの歯だけは残る。

介護の現場で『患者の家族に悲しみと呆れを感じる日常』

老人ホームや療養病棟に寝たきりの親を入所させ、年に1回面会もせず受付に1年分の支払いをして帰る子供。

毎日面会に来ては嚥下機能(飲み込む力)のない妻にプリンやアイスを食べさせる旦那。

介護の現場で『明日やめようと思える看護師との日常』

給料が倍以上多い看護師が簡単な処置だけして「あとはお願いね」と言い残し立ち去る。

食事介助もろくにできない中堅看護師。

夜勤中オムツ交換の時間になったらわざとカルテ整理をしだす看護師。

インシデント(医療事故)は介護師の責任です。


それでも介護士は医者より必要とされる時代

今回は本当に一部ですが、介護の現場がどこまで過酷かということをお伝えしてみました。

介護士の中には今日にでもやめようと思っている人も、大勢います。

逆に今日どこかのカフェで介護士の勉強をしている人もいると思います。

しかし、一つ言えるのは今後ますます、この『介護』という需要は増え続けます。

正直に自分はそこまで「学習能力が高くない」「稼ぎたいけど稼ぐ知恵がない」などと思っている人は『介護の世界』はチャンスだと言えます。

辞める人が多い職種は、常に需要があり、更に資格で身を固めれば食いっぱぐれはしません。

さらには『できる介護士』としてセミナーなど独立した相談やコンサルティング業などに転身することも可能です。

キャリアコンサルタントがいる中で介護士のコンサルタントというのはまだまだ少ないので可能性の伸びしろがあります。