所得や年収の高い人ほどスポーツをする頻度が高いと言われています。
その中でもトライアスロンが注目されてからロードバイクのトレンドが続いています。
しかし、ロードバイクが折角の気分転換がストレスになってしまうこともあります。
今回はそんなロードバイクを対象にした自転車保険についてお話ししていきます。
ロードバイク自体がオートバイより高い財物は盗難のリスク
最近見かけたロードバイクのブランドや、一流養成学校の運営メンバーが愛用している自転車も100万円以上する車種もあり原付バイクや中古バイクより高い自転車が多くあります。
そしてロードバイクはオートバイよりもバッテリーを積んでいない分、セキュリティも十分にできないのが現状です。
愛車であるロードバイクが盗難に遭うこともあるので、自転車保険の盗難保険や自転車保険とは別に『動産』として動産総合保険に加入することをオススメします。
100万円を超える高級ロードバイクブランド5選
- TREK(トレック)
- CARRERA(カレラ)
- BIANCHI(ビアンキ)
- LOUIS GARNEAU(ルイガノ)
- GIANT(ジャイアント)
ロードバイクは自転車の域を超える、『スピード』に注意
ロードバイクは自転車という乗り物なのは確かですが、自転車の概念や域を超えるスピードが出ます。
その爽快感などが趣味として継続する理由なのかもしれませんが、スピードが出れば出るほど万が一の事故の損害は計り知れません。
ロードバイクをはじめとする自転車保険の決め方(重要5項目)
対人・対物
ケガ
自損事故
家族でまとめて加入
ロードバイクと対人・対物に対する自転車保険
対人対物と聞くと自動車保険で馴染みがありますが、自転車保険でも重度の後遺障害を相手に残してしまうようなケガをさせた場合に損害賠償請求が『億単位』である可能性が十分あります。
そして対物に関しては、自転車は車道を原則走る乗り物で自動車との接触というのも想定されます。
良し悪しやモラルは別としても信号待ちで一番前からのスタートを切ることができるだけの、操作性がロードバイクにはあります。
その分すり抜けた車と接触する可能性も多いにあり得ます。
ロードバイクでのすり抜けでクルマのドアミラーとの接触
クルマとのコツンが数万円の請求に繋がり、すり抜けた拍子に当たったベンツやBMWのドアミラーは5万円以上します。
そのほかにも、タイヤの幅が細いためロードバイクはスリップやブレーキミスが起こりやすく、転倒して自転車が高級車や、倒れかかった際に通行人のブランドバッグや高級時計などに当たってしまうことも想定すると『対物』に対する保険も必須だと言えます。
ロードバイクでの『自分のケガ』自損事故に備える
ロードバイクはどうしてもスポーツ感覚でスピードを出し長距離走るため、疲労や天候など条件次第で転倒しやすい環境になることがあります。
もちろん転倒すれば、ケガをしてしまいます。
そのケガに対しても自転車保険を『傷害保険』として利用するのか。あるいは他の損害保険や生命保険についている保険でカバーできるのかを知っておく必要があります。
そして、自損事故での見舞い金などの保険金を請求する場合、『事故証明』が必要になる場合があるのでそのことも認識しておきましょう。
事故証明とは?
日常で呼ばれている事故証明とは交通事故証明書と呼ばれてるものです。
内容は日時や場所、事故の当事者の氏名などが記載されています。
これは、警察へ事故として通報し、警察官に作成してもらわなかればなりません。
ロードバイクでの事故でも事故の際、事故証明を作成し事故を記録しなければ『保険金請求』ができない場合が多いので注意が必要です。
交通事故証明書自体は保険会社が取り付けをしてくれる場合が多いです。
自分で事故証明(交通事故証明書)を取り付けたい場合
ゆうちょ銀行で申請する方法が一番簡単です。
それ以外にも自動車安全運転センター(警察署の隣接されていることが多いです)や、インターネットで申込むことができます。
交通事故証明書の交付手数料が540円かかります。
ロードバイクの保険で子供や夫婦も安心
自転車保険の中で家族補償として、『夫婦で1契約』『同居する家族全員』など補償する対象を広げることも可能です。
自転車保険は補償のリスクも大きいので注意が必要
自転車保険は、一部の損害保険会社の自動車保険でも補償対象にすることができます。(例:三井住友海上のGKクルマのほけん『交通乗用具事故特約』)
ほかにも、ロードバイクでの事故で裁判や損害賠償請求などの示談交渉で弁護士特約に加入する場合も、自動車保険に弁護士特約がついていれば、その保険から保障を受けることが可能です。
重複しても2名の弁護士を選任してもらうことなどはできません。
そして、重複分の保険料の返金等もできませんので注意が必要です。
傷害保険と自転車保険
今日からでも加入できるオススメ自転車保険
三井住友海上の『ねっとdeさいくる』
セブンイレブンで加入ができる『自転車向け保険』
日本サイクリング協会公認の『CJ+自転車保険』
自転車保険と傷害保険・自動車保険どれでリスクに備える?
自転車保険と傷害保険との差は保険料と補償の範囲
ロードバイクに乗るということに特化して考えると『保険料』が違います。
自転車保険はロードバイクをはじめとする自転車に乗ることに特化しています。
傷害保険に関しては『ケガ』の補償を目的に作られているので、自転車に乗っていても、自転車に乗っていなくてもケガをすれば補償なので保険金を受け取ることができます。
『自転車』を中心に作られたものでないため、保険金を支払いする理由も多いため傷害保険のほうが自転車保険より保険料は高めです。
自転車保険と自動車保険、別々加入を推奨
自転車保険と自動車保険を前述通りまとめることも可能です。
ロードバイクを趣味をして乗っている場合、『交通乗用具事故特約』の一部として補償されます。交通乗用具事故特約での補償だとエスカレーターや電車でのケガなどに補償されます。
しかし、ケガや後遺症に対してのみ補償されるため『対物』への不安は解消できないので自転車には自転車に特化した保険に加入するべきだと言えます。